目次
自由特性理論で幸せに生きる方法について考える
人間には、1人1人個性があります。
そのため、好きなことや嫌いなことも、人それぞれ違います。
当然、好きなことをやった方が、その分野の能力を大きく伸ばせますし、嫌いなことを無理やりやっても、その分野の能力はそれほど伸ばせません。
この記事では、あなたの個性を生かして幸せになるためにはどうすればよいのかについて考えてみたいと思います。
内向的?or外交的?
人間の個性は大きく分けると、内向的か外向的かの2つに分けることができます。
例えば、私は完全に内向的な人間です。
人混みとかがすごく嫌いですし、目立ちたがり屋でもありません。
初対面の人相手でも、元々は自分からは絶対に話しかけに行かないタイプです。
あなたは、どちらのタイプですか?
以下に、内向的な人と外向的な人の違いを挙げていきたいと思います。
内向的な人と外向的な人の違い
その人が内向的か外向的かは、何かが起こったときに敏感に反応するのか、それとも鈍感であまり反応しないのかで見ることができます。
内向的な人は周囲の変化に敏感に反応するため、観察力が高いです。
そのため、内向的な人はアーティストや科学者のような考える作業が多い職業に向いています。
それに対して外向的な人は、基本的に鈍感ですから、リスクをとった行動をすることができます。
そして、リスクをとることを経験して慣れてくると、さらにリスクをとっていけるようになります。
外向的な人は、政治家やリーダーに向いていると言えます。
内向的な人の優れている点
このブログを読んでいる人は、内向的な人が多いと思いますので、内向的な人の優れている点を書いておきますね。
内向的な人は、衝動をコントロールするのがうまいです。
人間が将来成功するかどうかは、自制心にかかっています。
※将来成功するかどうかは自制心にかかっていることについて知りたい方は、こちらを参照してください。
つまり、内向的な人は成功しやすいといえます。
内向的な人の成功を阻むもの
先ほど、内向的な人は成功しやすいと書きましたが、内向的な人が成功するために絶対に必要な要素があります。
外向的な人にあって、内向的な人にないその要素とは『行動力』です。
内向的な人が行動力を手に入れるためには?
私も、今でこそ行動的なりましたが、もともとは行動力のない人間でした。
特に学生の時は、人前に出て何かを発表するなんて絶対に嫌でした。
でも、日常生活で使える心理学の講座を開催して人前で話したり、高校に講演をしに行って、生徒の前で心理学の話をしたりするのは、嫌ではなくむしろ楽しいとさえ感じました。
私は、人に何かを教えるのがすごく好きなんだと知りました。
「人間は、本当に好きなことをするためなら、苦手なことでも、意外とあっさり克服できるのでは?」と、そのとき思いました。
自由特性理論とコア・パーソナル・プロジェクト
例え内向的な人間であっても、自分にとって本当に重要な事柄(コア・パーソナル・プロジェクト)に従事しているとき、人間はその人が本来持っている内向的な特性の枠を超えて、外向的に振る舞うことができる。
Brian Little教授によれば、このような理論を『自由特性理論』と呼ぶのだそうです。
すなわち、内向的な人間が行動力を身につけたいのなら、まずあなたにとって本当に大切なこと(コア・パーソナル・プロジェクト)を見つけて、そのコア・パーソナル・プロジェクトを実践している状況を作ることが重要だといえます。
あなたの個性を生かして幸せになるためには?
かつて、ヘレン・ケラーは、
「幸福は自己満足によってではなく、価値ある目標に忠実であることによって得られる」と語ったそうです。
内向的な人が幸せになるためには、まずは己を知り、自分のコア・パーソナル・プロジェクトを見つける。
そして、このコア・パーソナル・プロジェクトを実践することで、内向的な特性の枠を超えた行動力を手に入れる(自由特性理論)。
最後に、その行動力で自分のコア・パーソナル・プロジェクトをさらにおし進めていくことが重要だということです。
コメントを残す