直感についてのイスラエルの大学の研究
イスラエルの大学で行われた、直感についての実験があります。
この実験によれば、直感の正解率は条件付きではあるものの、約90%という結果が出ました。
【実験内容】
・コンピューターのスクリーンの左と右に、2種類の数字が一瞬映る。
・これを何回も連続で見せて、「どっちの数字の合計が多かったですか?」と質問する。
・この実験を6セットやった後だと65%、24セットやった後だと約90%の人たちが、どちらが多かったかを正解できた。
この実験からわかることは、人間の直感は意外と信用できるということです。
そして、人間は考えても答えが出ない問題については、自分の直感を大切にしてあげると意外と正解を導き出せるということです。
直感を信じる人は悩み事が少ない
悩み事が多い人というのは、行動する前にあれこれ考えて悩んでしまうことが多いものです。
あれこれ考えるときも、物事のプラスの面にフォーカスしていれば建設的な考えも浮かんできますが、悩み事が多い人というのは、たいてい物事のマイナス面にフォーカスしてしまいます。
人間は面白いもので、なんとなくいいな~と思って見ていると、後から良い理由がいっぱい出てきます。
逆に、何かこの人嫌だな~と思って見てると、どんどん嫌な理由が出てくるものです。
悩み事が多い人というのは、嫌な理由がどんどん出てくるから、さらに悩んでしまったりします。
話を元に戻しますが、ポジティブに生きて何でもトライしている人は、あまり悩みません。
悩み事を少なくしたいなら、直感でも何でもいいから、何でもとりあえずやってみようという気持ちが大事なんです。
それを習慣化できれば、悩むこと自体が少なくなります。
直感で人生のチャンスを活かすためには?
人生には、大きなチャンスが二度来ると言われています。
でも、心構えができていないと、せっかくチャンスが来ても活かせずに逃してしまいます。
「直感ではこっちだと思うんだけど、100%じゃないしな~」なんて考えていると、せっかく直感が正解を見つけてくれたのに、自分の意識が後から否定する理由をどんどん見つけてきます。
こうなると、物事がうまく進まなくなります。
悩むと後悔しそうだから、悩んだら直感に従って行動すると決めている人は、強いし意外とうまくいくものです。
初対面の人と直感の関係
初対面の相手に対する判断は、最初の直感を信じたほうがいい場合が多いです。
人間や動物の能力は、パッと見て相手が敵かどうかを見抜くことで発達してきています。
なので、初対面の人物が自分に害を与えそうな人物かどうかの判断については、直感は意外と信用できるんです。
また、よく言われる初対面でイメージが悪くても、話してみたらいい奴だったというのは結構稀です。
ところが、人間は印象的だったこと覚えやすいから、話してみたらいい奴だったというパターンをよく覚えているんです。
しかし、ちゃんとカウントしてみると、最初のイメージがダメだと、やっぱりダメだったという場合が多いはずです。
直感を信じてはいけない時
例えば、テレビ関係者は良い奴がいないなど、過去にテレビ関係者と嫌なことがあると、初対面の人であってもテレビ関係者ならバイアスがかかって悪く見えてしまいます。
このようなバイアスがかかっている状態では、直感は信じないほうが無難です。
うまく使い分けてください。
まとめ
僕も、もともとは論理的に考える人間でしたが、今日書いたようなことを知ってからは、直感を信じるようになりました。
未知のことに挑戦する時も、「なんとなくいけそうだ」とか、「これは絶対やったほうがいい」と直感で感じたものは、実際にやってみると、良い結果につながることが多かったように思います。
でも一番重要なのは、直感を信じることで自分が行動する時に後押しをしてくれることだと僕は思います。
「行けそうだ、よしやってみよう!」という感じで、直感が行動につながっていくところが一番重要だと思います。
あなたも時には自分の直感を信じて、どんどん行動するようにしてみてください。
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