自分を変えたいと思った時に、まず知っておいてほしい本質的なこととは?

自分を変えたいと思っていても、結局変わることができない人は多いです。
この記事は、

 

自分を変える方法がわからない人
自分を変えたいと思っているんだけど、今まで変わることが出来なかった人

 

向けに書かれています。
この記事を読むことによって、

 

自分を変えるために必要なこと

自分を変えるための本質的な考え方

を知ることができます。

自分を変えたいと思った時に知っておいてほしいこと

自分を変えることができる人と、できない人の違いは何か?

 

  • 自分を変えることができる人

自分が変わらざるを得ない状況にある人。

 

  • 自分を変えることができない人

意志の力だけで、自分を変えようとしている人

 

意志の力だけで自分を変えようとすると、失敗する理由

人間の意志の力というのは、実はあなたが思っているよりも非常に弱いんです。
それゆえに、(ダイエットでも禁煙でもそうですが)自分を変えようと決心して、その気持ちだけで自分を変えるための行動を続けていくのは、ほとんど不可能です。

 

だから、環境を整えたり行動につなげるための工夫が必要になるのですが、「意志の力」や「根性」といったもののみに頼って行動をしようとする人は、この工夫するという視点が欠けているんです。

 

自分を変えることができた人は、自分が変わらなければいけないような環境に身を置いている。

例えば、英語をしゃべれない人をしゃべれるようにするために一番良い方法は、強制的に海外に移住させることです。

 

海外に住むとなれば、「英語が苦手です」なんて生ぬるいことはいってられません。
英語が話せなければ生活が出来ませんし、最悪死んでしまいます。

 

今のは極端な例だったかもしれませんが、自分を変えたいと思った時に、環境を変えるというのは非常に良い方法です。

 

 

例えば、ダイエットが目的なら、定期的に自分を撮った動画を YouTube にあげてみるのはどうでしょうか。
太った姿で動画に映るのは嫌でしょうから 、YouTube に動画をあげるのをやめない限りは、ダイエットが続きやすくなります。

 

社交的な性格になりたいということなら、あなたの趣味をネットで検索して、同じ趣味を持つ人の集まりに参加してみるのもオススメです。

 

人間は、自分が本当に好きなことについて語るときは、どんな人でもすごく楽しそうに話します
例え相手が初対面の人であっても、同じ趣味の人なら自然と会話は続くはずです。

 

会話が続くのが普通になれば、いつのまにか社交的な性格に変わっています。
性格が変わるときというのは、案外そんなものです。

自分を変えることができるのは自分だけ

他人が自分を変えることはできない

それは当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、これを本当の意味で理解している人は意外に少ないんです。

 

例えば全くの初心者が、これからブログを書きたいと思ったとします。
右も左も分からないので、ブログの塾に申し込んで、そこで勉強することにしました。

 

このような塾に申し込んで、実際にブログを書けるようになって、しかも続けることができている人の割合は、実はかなり低いんです。

 

「教え方が悪いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、この現象にはもっと本質的な理由があります。

 

その理由とは、ほとんどの人が「自分は教えてもらえればできる」と勘違いしているということです。

 

ブログだけの問題ではありませんが、何かの技術を身につけようと思ったら、塾に通っていわれた課題をこなすというだけでは足りません。

 

自分の頭で考えて分からないことは講師に質問し、塾に通っていない時間は、わからないことは自分で調べるといった積極的な姿勢がなければ、技術は身につきません

 

塾に通って課題をこなしているだけで満足している人は、「他人が自分を変えてくれる」という重大な勘違いをしているんです。

 

自分を変えたり、技術を身につけるためには「自分を変えることができるのは自分だけ」ということを真に理解して、自分から主体的に行動するといった積極的な姿勢が、絶対に必要です。

自分の主人は誰か?

自分の主人は自分だろ?」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

 

例えば、あなたが会社勤めをしている立場なら、会社によって課されたノルマや、従わなければいけない会社の方針というものがあるはずです。

 

このようなノルマや方針に従って行動している時、自分の主人は自分だと100%言い切ることができるでしょうか。

 

自分が自分の主人になるためには?

自分に対して、外部からノルマや制約が課されるということは、会社勤めをしていなくても起きます。

 

例えば、自営業やフリーランスの人でも、取引先や客から色々な条件を出されることがあるでしょう 。

 

そういう時にやって欲しいのが、「自分の目標は、必ず自分で決める」ということです。

 

具体的にいうと、例えば「今日、商品を3個売る」というノルマが課せられているのであれば、「午前中にガンバって2個売ってしまって、午後は少し楽をしながら一個売ろう」とか「初対面の人と話す時にどうしても顔が硬くなるから、今日は笑顔を特に意識していこう」など、ノルマに沿いつつも細かい部分や自分で自由にできる部分については、必ず自分で決めるようにします。

 

会社の上司や取引先の命令にただ従って動いている時というのは、おかしな話ですが、自分の事をどこか他人事のように考えてしまうんです。

 

この「自分の事なのに他人事のように考えてしまう」というのが、非常に良くないんです。

 

例えば「会社の命令だからしようがない」といった言葉は、まさに自分事を他人事に捉えている例といえるでしょう。

 

本当は、しようがなくなんかないんです。
例え少しであっても、自分で自由にできる部分はあるはずなんですから、工夫できるはずなんです。

 

ところが、何も考えずに命令に従ってばかりいると、思考が停止してしまって、自分の事なのにどこか他人事のように冷めた目で見てしまって、努力や工夫をしなくなってしまうんです。

 

これを防ぐためには、小さいことでも良いから必ず自分で決めるクセをつけることです。

 

ノルマに従いつつも、細かい部分や自分で自由にできる部分については必ず自分で決めるという意思を持って、それを実行していれば、自分の事を正確に自分の事と捉えることができるようになります。

 

「自分が自分の主人になる」とは、自分事を正確に自分事と認識できるようになることです。

 

他人の命令にばかり従っていると、自分事なのに、いつか他人事のように認識するようになってしまいます。

自分事を正確に自分事と認識できれば、人は変われる

塾に通うのも仕事をするのも同じですが、自分事なのに他人事のように思ってやっていたのでは、モチベーションが上がりませんし、技術の吸収率も低下します。
逆に自分で決められる部分は、必ず自分で決めるという強い意志を持っていどめば、モチベーションも上がりますし、技術の吸収率も良くなります。
それは、結果的に自分を変えることにもつながります

 

まとめ

自分を変えようとする時に、多くの人がしてしまう間違いは「意志の力」だけでそれをしようとしてしまうことです。
大切なのは環境を整えたり、行動につなげるための工夫をすることです。

 

そして、「自分を変えることができるのは自分だけ」ということを正しく理解する必要があります。
他人が与えてくれる課題をこなしているだけでは、自分を変えることはできません。

 

最後に、「自分が自分の主人である」ことを強く意識する必要があります。
そのためには、ノルマや課題に従いつつも、自分で決めることができる部分については、必ず自分で決めることです。
そうすれば、モチベーションも上がり、技術の吸収率も上がるので、結果的に自分を変えることにつながります。

 

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