人間関係の名言厳選36!【疲れた時にきく!】

「人間関係に疲れていませんか?」

この記事では、人間関係に疲れた時にぜひ聞いて欲しい名言を厳選して集めています。
過去の偉人の名言には、時間というヤスリがけに耐えて、なお生き残ってきた強さがあります。
人間関係に疲れた時は、ぜひ彼らの言葉に静かに耳を傾けて、力を分けてもらってみてください。

人間関係の名言厳選36!

自なくして他なく、他なくして自なし。
安倍能成(あべよししげ)
「この仕事はあなたにしかできない」と言われれば、誰でも嬉しいはず。
このような言葉をかけてもらうことで、人間は自分の存在意義を確認できる。
であれば、同じような言葉をあなたの周囲の人にもかけてあげるべきだ。

 

春風をもって人に接し、秋霜をもってみずからつつしむ。
佐藤一斎
「人には春風のように温かく接し、自分には秋霜のように厳しくする」という意味。
他人に優しく、自分に厳しくを心がけましょう。

 

他人の悪をよく見る者は、己が悪これを見ず。
足利尊氏
他人の欠点ばかりに目がいく人は、自分の欠点が見えなくなってしまう。
人間は、基本的に一つのことにしか意識を集中できない。
他人に集中する人は自分が見えなくなるし、自分に集中する人は他人が見えなくなる。

 

他人の欠点が目につき始めたら、自分自身の欠点が見えなくなっていると思って、自分をいましめよう。

 

茶の花香(はなが)より気の花香。
ことわざ
来客をもてなす時は、高級なお茶を出すことよりも、相手をもてなす気持ちの方が大事。
仕事で立場が上の人と会話する時も、相手に敬意を払う気持ちが大事です。
相手は、意外とあなたの能力よりも、心の姿勢を見ている。
追従(ついしょう)も世渡り。
ことわざ
人間関係を円滑にするには、お世辞を言ったりするのも時には必要。

 

友はその所長(しょちょう)を友とすべし。
松平定信(まつだいらさだのぶ)
友人の良いところを見て、その良いところと親しみましょう。
相手の長所を見つけてそれに親しむのは、自分自身も向上できるし得るものも大きい。

 

なさけは人の為ならず。
ことわざ
なさけをかけるのは、相手のためだけを思ってするのではない。
そのなさけは、人間関係を巡り巡って、いつか自分に返ってくる。

 

何事もいりたたぬさましたるぞよき。

吉田兼好
知識が多少あるからといって得意になって話していると、人からうとまれてしまう。
もちろん、勉強して知識があるのは良いことだが、人間関係をスムーズにするためには、ある程度黙っていた方が良い。
何事も談合すれば面白きことあるぞ。
本願寺蓮如 (ほんがんじれんにょ)
一人で全部考えるよりも、3人集まって意見を戦わせた方が面白いアイデアが出る。

 

にらまれて死ぬ者なし。
ことわざ
人間関係を気にしすぎて、他人の目を必要以上に恐れてはいけない。
にらまれただけで死ぬことはないのだから、自分がこれと決めたことは、どんなににらまれても貫くべし。

 

人間関係というのは、相手との距離さえ置けばうまくいく。
もめるのはその距離を越えようとするからだ。
 連城三紀彦(れんじょうみきひこ)
人間関係の適度な距離感というのは特に重要。
あまりに距離が近すぎると、必ず摩擦が生じる。
適度な距離を意識しよう。

 

人と人との間柄は、信用し、信用されて、各々の職能のはたらきがある。
滝井孝作
能力の高い人が集まっても、信頼関係がちゃんとできていないと能力を発揮できない。
人間関係を円滑にすることは、グループ全体の仕事の質をあげることにもつながる
人の心は花に似て、移ろいやすく浅ましく、しどけなきこそたのみなれ。
仮名草子(かなぞうし)
人の心は、花に似て移ろいやすく浅ましい。
でも、だからこそ昨日の敵は今日の友になるということもある。

 

武士は相身互い(あいみたがい)
ことわざ
同じ立場にある者は、お互いに助け合わないといけない。
例え自分が何も持っていなくても、同じ立場や境遇の者を集めて徒党を組めば、大きな力が生まれる。

 

ほめらるるもの、四五日に過ぎず。
そしらるるもの、また四五日に過ぎず。
宇治拾遺物語(うじしゅういものがたり)
良い評判も悪い噂も、少ない期間で忘れられてしまう。
チャレンジして失敗したとしても、人の噂なんて少ししか続かないのだから、思い切ってチャレンジしてみた方が良い。

 

水いたつて清ければ底に魚すまず、人いたつて賢なれば内に友なし。
曽我物語
水があまりにもキレイすぎると、水底に魚は住まない。
それと同じで、人間もあまりに賢すぎると、本心を打ち明けることができるような真の友達ができない。
多少スキがある人間の方が、良い友を得られる可能性が高い。
身を修むるときは道立つ、賢を尊ぶときは惑わず。
勝田祐義(かつたすけよし) 金言童子教より
人間は、努力して身を修めている時は、正しい道を歩むことができる。
また、賢くて優れている人を尊敬すれば、道に迷うこともなくなる。

 

ものいへば唇寒し秋の風
松尾芭蕉
口は災いのもと。
人間関係を円滑にするためには、余計なことは言わないに限る。

 

世の中はかしこきものにて、又だましやすく候。
井原西鶴(いはらさいかく)
世の中の人々は、普段の生活では倹約して賢く生活している。
しかし、どうしても欲というものがあるから、ついつい大金をだまし取られてしまうことがある。
世の中は人に用をもいうならいたびかさなるやうるさかるらん。
荒木田守武(あらきだもりたけ) 世中百首より
人に一切頼らないのもよくないが、人に頼りすぎるのも良くない。
特に、人に頼みごとをするときは、最初の一回は喜んで引き受けてくれても、それが2回3回と続くと、嫌な顔をされるのは当たり前。
人に頼るのは必要最低限にして、頼った時はちゃんと感謝の気持ちを伝えよう。

 

礼儀を乱さず、へりくだりて、我が為には悪しくとも、人の為によき様にすれば、いつも初回の様にて、仲悪しくなることなし。
山本常朝(やまもつねとも) 葉隠より
礼儀を乱さずにへりくだって、自分の利益にはならなくても相手の利益になるように行動すれば、いつも初めて会ったような新鮮さで、仲が悪くなることはない。
笑われて、笑われて、つよくなる。
太宰治
人に笑われるから、努力して見返してやろうと思える。
コンプレックスがあるからこそ、努力して違う部分で秀でて、そのコンプレックスがかすんでしまうくらい魅力的な人間になろうと思うことができる。

 

和を以て貴しとす。
聖徳太子 憲法十七条より
なあなあで、お互いにすぐ妥協し合うような人間関係ではいけない。
お互いに切磋琢磨して、高めあえるような人間関係を目指そう。

 

足を滑らすとも口を滑らすな。
ことわざ
人間関係において口は災いのもと。

 

いい食事をすると、みんなが仲良くなるのは不思議なことである。
サミュエル・ピープス
心理学でいうところの『ランチョン効果』。
美味しい食事をした時に感じた快い気持ちが、相手の印象と結びついて、相手自体の印象も良くなる。
人間関係を良くするために、ランチョン効果を利用するのは非常に効果的。
一度言葉が口から出れば、取り戻すことはできない。
ホラティウス
発言する時は、慎重に発言しよう。

 

嘘はいつまでも続かない。
ソクラテス
その時は嘘でとりつくろえても、いつかは嘘がばれてしまう。
自分に対しても、嘘をつかないことが大事。
ソクラテスは、最後まで自分に嘘はつかなかった。
そして、彼は伝説になった・・・。
己の欲せざる所を、人に施すことなかれ。
論語より
自分がされて嫌なことは、他人にもしてはいけない。

 

郷に入りては郷にしたがい、俗に入りては俗にしたがう。
ことわざ
新しく入った会社では、いきなり自己主張したりせずに、まずは様子を見て、その会社独自のルールなどを探ろう。
そうやって、少しずつ人間関係の距離を詰めていく。

 

間違っても、「私が以前勤めていた会社では、こうでした!」などと、いきなり主張してはいけない。
そんなことをいきなり言っても、聞く耳を持ってもらえるはずがない。

 

困った時の友人こそが本当の友人である。
ことわざ
ちょっと成功したりして有名になると、色々な人が寄ってくるようになる。
しかし、そういう人たちは、ちょっとでも雲行きが怪しくなると、すぐにどこかへ去っていってしまう。
自分が苦しい時にそばにいてくれる人こそ、本当の友人。
その人が好きか嫌いかを知るのに、一緒に旅をするよりも確実な方法はない。
マーク・トウェーン
一緒に食事をしたり、ちょっと会ったりするだけなら、自分をよく見せることができるかもしれない。
しかし、何日間か一緒に旅行するとなるとそうはいかず、相手の良いところも悪いところもすべてが見えてしまう。

 

誰であれ、他人を確実に助けようとすれば必ず自分自身をも助けることになるというのは、人生の最も美しい報酬の一つである。
エマソン
誰かに助けられたら、自分も相手が困った時は助けてあげたいと思うのが人情。
人助けをよくする人は、善意の貯金をしているようなもの。

 

馬鹿と争っては神様でも徒労に終わる。
ことわざ
関わらないのが一番。

 

人に施したる利益を記憶するなかれ、人より受けたる恩恵は忘るるなかれ。
バイロン
人にしてあげたことを覚えていると、「あの時、○○してあげたのに・・・」と、不満の感情につながってしまう。
人間関係が、そんなことで悪くなってしまってはもったいない。
人にしてあげた事はさっさと忘れて、自分が受けた恩こそ忘れないようにしよう。

 

ことばのもらし易きは災いを招く媒(なかだち)なり。
ことばのつつしまざるは敗(やぶれ)をとる道なり。
平家物語
口が軽いのは、災いを招くもとになり、言葉をつつしまないのは、敗北する原因になる。
口が軽い人は、相手からは「この人とは秘密を共有できない」と思われ、重く扱われなくなる。
また、人前で他人の悪口ばかりを言う人も、相手から見れば「かげで自分の悪口も言われてるんだろうな」と思われるので、人が離れていってしまう。

 

自覚さえすればどんな生活にだって深い意味が出来る。
永井荷風
人間は慣れてくると、色々なことが無意識で出来るようになる。
例えば、自転車なんかは最初は乗れなくても、慣れてしまえば、運転しながら晩ご飯のおかずを考えることができるくらい無意識で運転できるようになる。
しかし、慣れるということは同時に、そのことに対して特別に注意が向かなくなるということでもある。
もし、慣れてしまった人間関係に問題が生じているのであれば、その関係をもう一度じっくり考え直してみると良い。
冷静に見つめ直すことで、現状が見えてきて対策も分かってくる。
自覚さえすれば、どんな生活でも自分を成長させる糧にすることができる。

 

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