この記事では、大人になってから効率的に勉強するための具体的な方法とその考え方。
さらに、学んだことをアウトプットするための具体的の方法について解説します。
目次
効率的に勉強するためには、初めから他人に教えることを前提にする !?
ほとんどの人が、この事を意識していないと思いますが、とても大事なことなので一番最初に持ってきました 。
勉強したり本を読んだりする時に、後でその内容を何も知らない他人に教えるつもりで勉強すると、知識の吸収率や定着率が全然違います。
というのも、自分が完全に理解していないことは、基本的に他人に教えることはできません。
自分が理解していないのに、教科書に書いてあることをそのまま相手に話しても、相手は理解してくれるはずがないからです。
ですので、他人に教えるという目的ができた瞬間に、ちゃんと理解しようという意識が働くので、勉強に対する意識やモチベーションが高くなって、知識の定着率や吸収率が上がるんです。
また、このようなきっかけで自分の頭の中でちゃんと理解しようと思って本を読んだりしていると、「今書かれていたことは、○○という意味だな」とか、「 ここで書かれているのは、一言で言うなら○○ということだな」など、本に書かれている内容を自分の頭で考えて、自分の言葉で要約するようになります。
この『自分の頭で考えて、自分の言葉で内容を要約する』というのが、とても大事なんです。
これによって記憶に残りやすくなるし、このようなことを繰り返すうちに、考える力もついてきます 。
大人になってから学ぶ技術やノウハウなどの効率的な勉強法とは ?
先ほどは、読書などのいわゆる座学についてお話しましたが、技術やノウハウなどの勉強も大人になると重要になってきますので、その勉強法についても説明します 。
新しい技術を習得したり、新しいノウハウを学ぶ時に、実践せずにずっと勉強ばかり続ける人がたまにいますが、これはよくありません 。
いわゆるセミナージプシーとか、ノウハウコレクターといわれる人たちです。
技術やノウハウというのは、頭だけで考えていても絶対に身に付きません。
実際に自分でやってみて、失敗しながら肌感覚で学ばないと、技術やノウハウといったものは身に付けることができないんです 。
だから、技術やノウハウを身につける時は、ちゃんと勉強してから実践を行おうとするではなく、勉強と実践を同時に行う必要があります 。
未経験のことに挑戦するとき、失敗するのは当たり前です。
一度試して失敗したからといって、すぐに違うノウハウを学ぼうとするのではなく、失敗した理由を自分の頭で考えて、その対策をちゃんとしてから再挑戦するという方針の方が、あなた自身の力もつくと思います 。
結局、学ぶということはどういうことなのか ?
情報のインプットだけをたくさんしても、それは生きた知識にならないし、使い物にならないと思います。
そうならないためには、やはり自分で試して、自分の頭で考えるということが大切です。
例えば、本などを読んで考え方を学んだなら、「それは、例えばどういう時に有効なのか?」といった具合に、『例えば』という言葉を使って具体的に考えてみる。
また、自分自身の体験として、何か具体的な経験をしたのであれば、「これは、つまりどういうことなのか?」といった感じで、『つまり』という言葉を使って
、自分自身の具体的な経験から抽象的な考え方を導き出してみる。
もちろん、時には間違った答えを導き出してしまうこともあると思いますが、そういう失敗をしながらも、失敗した時は対策を練って再挑戦してみる。
その繰り返しが学ぶということだと、僕は思います 。
勉強したことをアウトプットする具体的の方法とは?
本を読んで勉強したことを友達に話したりするのは、とても良い方法です。
しかし、社会人になると、なかなか友人と会う時間も作れなかったりします。
そこで僕がオススメするのが、ブログを書くということです 。
ブログを書くようになると、本を読むときもブログで何か書けるネタはないかと探しながら読むようになるから、読み方が鋭くなります。
僕は以前、アメーバブログをやっていたんですが、アメーバブログを始めた理由が、まさに勉強した情報をアウトプットして記憶に定着しやすくするためでした。
学んだことを自分の言葉でブログに書いていくうちに、頭の中が整理されて、さらに理解が深まったし 、ブログを読んでくれた人が、「勉強になった、ありがとう!」と言ってくれることもあるので、人の役にも立てて一石二鳥でした。
ちなみに、ブログを書くメリットについては、こちらの記事にまとめてあります。
よろしければ、ご参考にしてみてください。
僕のブログは、本名顔出しでやっていますが、別にそこまでしなくとも良いと思います 。
勉強の成果をアウトプットする身近な手段として、ブログを活用してみてはいかがでしょうか。
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