はじめに
何か新しいことをしたり、何かに挑戦した りするときに、悪い結果になることがあります。
この悪い結果が出た時にどう考えるかで、実はその後の結果に大きな差が出ます。
今日は、悪い結果が出たときに、どう対処すべきかについて考えてみたいと思います。
アメリカの企業の実例
アメリカで、企業の不祥事と株価の関係について調べた調査があります。
その調査によれば、何か事故や悪いことが起きたときに、操作可能な要因の不手際が原因だと正直に言った企業の方が、不可抗力が原因でわが社に責任はないと主張した企業よりも、 1年後の株価が高かったそうです。
その理由は、これは僕の推測ですが、自分が悪いと認めている企業の方が、その後の改善が期待できるからではないでしょうか?
改善の結果が、1年後の株価の上昇につながったんだと思います。
100パーセント自分のせいにするべき
人間も同じではないでしょうか?
僕たちは悪い結果が出ると、他人のせいにしたり、どうしょうもない理由があったと不可抗力のせいにしたくなる時ってありますよね?
でも、先ほどのアメリカの企業の例にあるように、不可抗力のせいにしていては、改善は生まれません。
そして、改善がなければ成長もありません。
成功するのも自分のせい
悪い結果のときのことばかり書きましたが、その逆で良い結果が出たときも、それはやっぱり自分のせいです。
よく、 「みなさんのおかげで成功できました」 といいますが、それだって、本人が精一杯努力しているから、周りの人が協力してくれるんです。
逆に言うなら、自分でできることを精一杯努力せずに、安易な気持ちで他人にすがったりすれば、100パーセント成功できないと僕は思います。
まとめ
かつて、ヘレン・ケラーは、「もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」と語ったそうです。
人生は、いつも成功ばかりというわけにはいきません。
悪い結果が出た時こそ、そこから勇気と忍耐を学び、100パーセント自分のせいだと受け止めることで、改善点を探り、次のチャンスに備えるようにしてみてください。
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