仕事をする上で、職場での人間関係の悩みというのは必ずついてまわります。
この記事は、
- そもそもビジネスをしていく上で、どういう人と付き合えば良いのか?
その見分け方。 - 部下やチームのメンバーの欠点を指摘したのに、逆に感謝される方法。
- 仕事の延長上での誘いの上手い断り方。
について説明します 。
目次
仕事上での人間関係の相性は、○○を見るだけでわかる!?
なんとなく、あの人とは気が合うな~って人がいますよね?
普通は、その人と気が合うかどうかというのは、実際に付き合ってみないとわからないものです。
でも、自分と気が合う人を一目で見分ける方法があったらいいと思いませんか?
ビジネスパートナーを探す上でも、気が合う人と組んだ方が、人間関係のトラブルは少なくて済みます。
では、その方法なんですが、まず、過去に出会ったなんとなくこの人とは気が合うな~と思う人を思い浮かべてみてください。
その人は、仕事や一日の時間の過ごし方のスピードが、なんとなくあなたと似ている人ではありませんか?
実は人間は、物事を進めるスピードが自分と近い相手をなんとなく気が合うな~と感じる傾向があるんです。
そしてそのスピードは指先の動きに現れます。
机の上を指先でトントンと叩いてみてください。
なんとなく心地よく感じるスピードが、あなたの精神のテンポです。
そして、あなたのスピードと同じくらいのテンポで机を指先で叩く人が、あなたと気が合う可能性が高い人です。
同じような精神テンポの人と組むことができれば、仕事もうまく行きやすくなります。
ビジネス等でパートナーを探すときは、相手の指先にも注目してみてください。
職場で相手の欠点を指摘したのに、人間関係が壊れず、逆に感謝される方法とは?
人間は、注意されたり批判されたりすると、その相手の事を快く思わないのが普通です。
でも、欠点を指摘しているのに、逆に相手から感謝されたり、好意を持たれたりする人もいますよね?
欠点を指摘しているのに、相手から好かれるという現象がなぜ起きるのかについて考えてみたいと思います。
まず、欠点を指摘しているのに相手から好かれるというのは、どういう場合に起きるでしょうか?
それは、相手の人に対して個人的な信用を持っている場合です。
このような、その人が持っている個人特有の信用のことを心理学では、『イデオシンクラシー・クレジット』といいます。
このイデオシンクラシー・クレジットというのは、信用の貯金のようなもので、それまでの人間関係によって蓄えられ培われます。
そして、イデオシンクラシー・クレジットがたくさんある状態なら、相手の欠点を指摘して、信用の貯金が多少引き出されるような事態になっても、まだまだ貯金があるから大丈夫となるんです。
あなたが他人に注意したりする時は、その人に対してイデオシンクラシー・クレジットを持っているかどうかをまず考えてください。
イデオシンクラシー・クレジットがない状態で注意しても、相手はあなたを嫌いになるだけで反省もしません。
初対面の人に注意して、それが例え正しい事であっても受け入れられないのは、このような理由があるんです。
普段からイデオシンクラシー・クレジットを貯金するような行動を心がけてみて下さい。
職場の飲み会などの上手い断り方とは?
何か人から頼まれると、断るのが苦手でついつい引き受けてしまうという人がいます。
実は僕もそうです。
でもこういう人でも、相手が無意識に納得してしまう拒否の伝え方を覚えれば、断るのがそれほど苦ではなくなります。
では、拒否の伝え方について考えたいと思います。
何か都合が悪いことが生じたとき、それにどう対処するかはおよそ3種類に分類できます。
①すべて自分のせいですと謝ってしまうタイプ。
②すべてあなたが悪いと他人のせいにするタイプ。
③運が悪かったなど、誰のせいにもしないでわけのわからないものに責任を押し付けてしまうタイプ。
心理学的にいえば、①が自罰的、②が他罰的、③が無罰的といいます。
この中でも、人間関係を壊さずに相手に拒否を伝えることができるのが、③の無罰的なタイプです。
今度から断るときは、③のようにわけのわからないものに責任を押し付けてみてください。
間違っても「自分が悪いんです。すみません。」などと謝ってはいけません。
「飲み会に参加したいんですが、次の日に仕事につながりそうな打ち合わせがあるので」とか、「親の足腰が弱くなってきて、誰かがそばについていないといけないので、定期的な集まりには参加できません。」などです。
何事にもやり方というのがあります。
うまい断り方を覚えれば、断るのもそれほど苦じゃなくなりますよ。
職場での人間関係の悩み解決方法のまとめ
職場での人間関係の悩みというのは、解決法さえ知っていれば、かなり軽減することができます。
今回の記事では、職場で起こりうる3つの具体的なケースを想定して、その解決方法をご説明しました。
まず第一に、そもそもあなたと相性の良い人をビジネスパートナーに選びましょう。
最初からあなたと相性の良い人をビジネスパートナーに選んだ方が、人間関係のトラブルは少なくて済みます。
ビジネスをする上で、あなたと相性が良い人というのは、具体的にいうと物事を進めるスピードがあなたと近い人です。
そして、そのスピードは指先の動きに現れます。
机の上をトントンと指先で叩くスピードが、あなたのスピードと同じくらいのテンポで叩く人があなたと気が合う可能性が高いです 。
そのような人と組むことができれば、仕事もうまくいきやすくなります。
第二に、職場で相手の欠点を指摘したのに、逆に感謝される方法について説明しました 。
人間は、注意されたり批判されたりすると、その相手のことを快く思わないのが普通です。
しかし、イデオシンクラシー・クレジットがたくさんある状態なら、相手の欠点を指摘して信用の貯金が多少引き出されるような事態になっても、まだまだ貯金がるから大丈夫となります。
普段からイデオシンクラシー・クレジットを貯金するような行動をとることが重要です。
最後に、頼み事の断り方について説明しました。
一番良い断り方というのは、運が悪かったなど誰のせいにもしないで、わけのわからないものに責任を押し付けてしまうタイプです。
「自分が悪いんです。すみません。」などと謝るのが一番良くありません。
以上の事を職場で実行してみて、少しずつ人間関係を改善するようにしてみてください 。
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