自分に自信をつける方法は、様々あるかと思います。
僕は、いろいろな方法を実際に試してきましたが、その中で最も効果があると感じたのは、『瞑想』です。
瞑想をすることで自信がつくとは信じられないかもしれませんが、これは実際にやってみればわかります。
この記事では、僕が実際にやってきた瞑想の具体的な方法や注意点、そして実体験した瞑想の科学的な効果について解説します。
瞑想の効果
不安や恐怖感といった感情は、脳の扁桃体という部位で作られるのですが、ここで作られたネガティブな感情をコントロールするのは、脳の前頭葉という部位です。
瞑想は、脳の前頭葉を鍛えるのにとても有効です。
つまり、瞑想で脳の前頭葉を鍛えることによって、不安や恐怖感をコントロールできるようになるのです。
昔はネガティブな性格が有利だった!?
大昔は、ネガティブな性格の方が生存するために都合が良かったんです。
例えば、「こっちの道は、猛獣がいそうだからやめよう」とか、「こっちの道は、暗くて強盗に襲われるかもしれないからやめよう」というような消極的な判断の方が、生存率を上げることができたんです。
つまり、ネガティブな性格な方が、昔は都合が良かったんです。
でも、現代社会では、ネガティブな性格よりもポジティブな性格の方が都合が良いです。
なぜなら、現在は日常生活を営む上で、命を奪われるような危険はほとんどなくなったため、ポジティブな気持ちで色々なことに挑戦して行った方が、自分自身も成長できるし、成功につながります。
実際に筆者がしている瞑想のやり方
瞑想の具体的な手順
座禅を組んで、目を閉じて、手は自然に足の上に置いて自分の呼吸に意識を集中します。
呼吸は、吸って吐いての一呼吸を10秒くらいでやる感じが良いと思います。
瞑想する時の注意点
瞑想する時に、無になろうとして何も考えないようにしても、それはまず無理です。
筆者は、昔ある和尚さんに「無とは何ですか?」と聞いたことがあります。
その和尚さんは、「何も考えないのが無ではなく、無というのは何か一つのことだけに集中している状態だ」とおっしゃっていました。
これは、著名な心理学者であるミハイ・チクセントミハイが提唱しているフロー状態と同じ考え方であり、妙に納得してしまったのを覚えています。
フロー状態に入っている時間が長ければ長いほど、人生の満足度が高くなるという研究結果もあります。
無であろうとフロー状態であろうと、呼び名は違っても一つのことに集中するということは同じです。
自分の呼吸だけに集中して瞑想するということは、不安や恐怖をコントロールする前頭葉を鍛えると同時に、あなたの幸福度を高めることにもつながります。
瞑想してみた結果
どのような効果があったか?
筆者の場合は、朝起きてすぐに20分の瞑想を習慣化した結果、朝のランニングなどのトレーニングをサボらなくなったり、夜お酒を飲みに行こうと思っても、(やっぱりやめておこう」と踏みとどまれるようになりました。
少し抽象的な言葉で説明すると、自分にとってためになることなんだけど、やるのが嫌な事を以前よりもやれるようになりました。
また、自分にとって良くないことなんだけど、やりたいと思うことをやらずに踏みとどまることができるようになりました。
また、不安や恐怖心に対しても、前ほど心が揺れ動くことはなくなりました。
何日くらいで効果が出たか?
これは個人差があるかと思いますが、1ヶ月くらいで効果が出るのではないかと思います。
僕の場合は、毎朝20分の瞑想を2週間やったくらいの時に、「少し変わってきたかな?」と思い始めました。
一ヶ月を過ぎたあたりで、明らかに考え方や行動が変化したと実感しました。
瞑想がなかなか習慣化できないという方もいるかと思います。
そういう方は、自分が毎朝必ずやる行動の次に瞑想すると決めてしまうと良いです。
僕の場合は、朝起きたら布団を必ず片付けるので、そのすぐ後に瞑想すると決めていました。
このようにすれば、スムーズに瞑想を習慣化できると思います。
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