ネガティブな思い込みってありますよね?
例えば、「自分は女性だから○○だ」とか、「B型の人はうるさい」などです。
このような思い込みをステレオタイプといいます。
そして、ステレオタイプは無意識のうちにあなたの手足を縛り、本来の力を奪ってしまいます。
アメリカで、400人の中学一年生を対象にした調査があります。
参加者たちは、新学期の最初に自分についての短いエッセイを書くように言われました。
テーマは運動能力、友情、家族の絆などの中から一つ選びます。
参加者の半数は、自分が人生で大事にしているものをテーマに選ぶように言われました。
残りの半数は、特に大事だと思わないテーマについて書くように指示されました。
その結果、自分にとって大事なことについて書いたグループでは、黒人と白人の成績差が40%も縮まったそうです。
しかも、その効果は2年間も続いたそうです。
自分にとって大事なことを紙に書くことが、ネガティブなステレオタイプを打ち破ることにつながったのです。
自分に自信を持てないときは、ステレオタイプに振り回されやすくなります。
女性だからなどの理由で能力を発揮しづらい人は、自分の良いところや、大事にしている信念について、時々紙に書いてみてください。
ネガティブな思い込みを打ち破ることができるはずですよ。
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