人間が行動起こすときの動機は、大きく分けて2つあります。
1つは、『自分はこうなりたい』という動機 。
もう1つは、『自分はこうなるのだけは嫌だ』という動機です 。
人間は、基本的に行動したくない生き物なので、この2つのうちどちらかの動機がなければ行動しません 。
この2つの動機の内でも、特に強力なのが『自分はこうなるのだけは嫌だ』という動機です 。
これは、ある意味自分の生命が脅かされている状態なので 、極めて強力な動機なります 。
行動力を高めたいなら、この動機を上手く使うのがお勧めです。
例えば、学習する習慣を手に入れたいなら 、「このまま今の会社に勤めて普通に生活していても、 5年後は特に何も変わっていない自分になるだけだ 。それは嫌だから、今自分が全く知らない分野を毎日少しずつでも勉強しよう」などです。
禁煙したい人は、可能であればがん患者の方と話をさせてもらうといいです 。
おそらくがん患者の方は、貴重な助言をしてくださるはずです。
それを聞けば、一発で禁煙できるはずです 。
動機次第で行動力は大きく変化します。
『自分がこうなのだけは嫌だ』という動機を、上手く行動に結びつけるようにしてみてください。
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