なぜ勉強が嫌いなのか?
僕が学生の頃も、勉強が好きだという人はほとんどいませんでした。
その理由は、まず自分が興味がない分野も勉強しないといけないというのがあると思います。
僕は理科が好きでしたが、例えば古文は面白さもわからないし、そもそも興味が一切ありませんでした。
もう一つの理由として、その興味が一切ないものを暗記するのを強制されるというのもあると思います。
こんなことを強制されるのは、苦痛以外の何物でもありません。
そうは言っても、今学生の人は、受験などのために興味がない科目でも勉強しなければいけないですよね?
その場合は、今勉強することで手に入る自分の未来をできるだけ細かくイメージすると良いです。
未来の輝かしい自分を手に入れるために、今勉強していると考えるようにしてみて下さい。
人生は、必ずどこかで苦労しないといけません。
そして、「苦労は必ず先にする」ということを心がけると良いです。
「今、楽をして、あとで苦労する」というパターンを選ぶと、人生は非常に苦しくなります。
大人の勉強は楽しい!
さて、先ほどは学生の話でしたが、僕たちのような大人は少し事情が違います。
大人は、自分の余暇を使って勉強する場合は、自分が興味があることを誰にも強制されることなく、好きなだけ勉強できます。
そのため、先ほどお話した勉強を嫌いになる2つの理由がクリアされているので、大人はそもそも勉強が好きなはずなんです。
あなたがもし、今勉強する習慣を持っていないなら、試しに全く知識がない分野でも「いいな~」と思う分野があるなら、研究だと思って本を数冊買って読んでみてください。
興味のある分野の全く知らない知識が頭に入ってくることで、「楽しいな~」と思うはずです。
そうなんです!
学生の頃のイメージの延長で、勉強は嫌いだと思ってる人が多いんですが、大人の勉強は楽しいんですよ!
自分の成長を実感できる
勉強をコツコツやっていると、同じテーマのことを考えるときでも、3ヶ月前や半年前の自分と考え方が変わっているのが実感できます。
つまり、自分の成長が実感できるんです。
また、3ヶ月や半年で自分の考えがこれだけ変わるということは、今の自分の考えはもしかしたら間違っていることもあるかもしれないと自然に考えるようになるので、いろいろなことに対して謙虚になります。
初対面の人の力量がだいたいわかるようになる
勉強をコツコツ続けていくと、無理なく少しずつ壁を乗り越えていけます。
例え、そのときは答えを出せなくても、1ヶ月後とか2ヶ月後に、「あっ、こう考えればいいのか!」とわかることがあります。
そうやって、自分の力で少しずつ成長できるんです。
もう一つの利点は、一段一段階段を上ってきているから、ひっかかりやすいポイントがわかります。
そうすると、相手の思考がここでとまっているというのが大体わかるから、初対面の人であっても、少し話せば相手の力量がだいたいわかるようになります。
大人になってからこそ勉強が大事
大人になってからこそ勉強するのが大事です。
「もう年だから」なんて言っている場合ではありません。
もう年だからこそ勉強しましょう!
人間は年齢を重ねると、脳細胞と脳細胞の間を飛び交う信号のスピードが落ちてしまいます。
この傾向は、同じ脳の回路しか使わない人ほど顕著で、脳細胞が元気でいるためには、いつもと違う脳の回路を使ったり、新しい回路を作ったりする必要があるんです。
また、勉強は子育てにも効果があります。
親が勉強している姿を見せることは、子どもの教育上も良い影響を与えます。
子供は親の真似をするので、親が勉強していれば、子供も自然に勉強するようになります。
親が勉強していないのに、子供に「勉強しなさい!」と言っても、勉強するわけがありません。
まとめ
僕たちは学生時代の経験の影響で、自分は勉強は嫌いだと思い込んでいます。
しかし、大人になってからの勉強は、
『自分が本当に興味があることを勉強できる』
『誰にも強制されない』
という理由から、本来は楽しいものであるはずです。
実際に、自分に知識が全くないことでも、なんとなくいいな~と思う分野の本を3冊くらい読めば、知らなかったことを知ることができて楽しいな~と思うはずです。
またコツコツ勉強を続けていくと、初対面の人であっても、相手の実力がだいたいわかるようになってきます。
これは、人付き合いをしていく上で、あなたにとって大きなアドバンテージになります。
そして、大人になってからこそ、勉強することが大切です。
人間は年齢を重ねと、脳細胞と脳細胞の間を飛び交う信号のスピードが落ちてしまいます。
これを防ぐためには、新しいことを学んだり、経験したりして、いつもと違う脳の回路を使ったり、新しい回路を作ったりする必要があります。
また、親が勉強している姿を見ると、子供もそれを真似して自然に勉強するようになります。
最後に
いかがでしたか?
勉強が苦手だと思わずに、あなたの好きな分野をちょっと軽く研究してみるくらいの軽い気持ちで、本を読むことから始めてみてください。
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