はじめに
勉強やトレーニングが嫌で、コツコツ続けられないという人は、やり方を知らないだけという可能性があります。
何にでも、やり方というものがあるもので、勉強やトレーニングを毎日続けるのにもコツがあります。
今日は、勉強やトレーニングを毎日続けることについて考えてみたいと思います。
トレーニング自体を目的にする
まずは、トレーニングについて考えてみたいと思います。
よく、ダイエット目的でトレーニングするという人がいるんですが、こういう人は長く続かないことが多いです。
最終的な目的がダイエットだとしても、例えばトレーニングすることで気分が良くなるからやりたいとか、マイナス思考が吹き飛ぶからやりたいなど、トレーニング自体を目的にすれば続きやすくなります。
人間は、成果がすぐに見えないと、なかなか続けることができません。
スリムな体を手に入れるために、辛いトレーニングに耐えようという考え方だと、成果が目に見えるまでの期間が遠すぎるので、続けることが難しくなります。
だからこそ、気分が良くなるとか、マイナス思考が吹き飛ぶなど、トレーニングそのものにメリットを見いだして、成果がすぐに見えるように工夫すると、続きやすくなります 。
勉強も続けやすくすることができる
これはトレーニングだけではなく、勉強でも同じことがいえます。
勉強する目的というのは、資格の取得や入試の合格など、基本的には試験に受かりたいということだと思います。
この時にやってしまいがちなのが、「勉強の苦しみを乗り越えて試験に受かりさえすれば、後は楽になる」という考え方なんですが、その考え方だと勉強が続きにくくなります。
それは、先程のトレーニングの話の繰り返しになりますが、成果が見えるまでの期間が遠すぎるからです。
ですので、勉強すること自体を目的にする必要があります。
僕の場合は、「勉強することで、今日も一日がんばったという達成感が得られる」とか、「自分で自分をコントロールする力を、今日も少し身につけることができた」というようなことを勉強の目的にしています。
実際に、自分が決めたことをやりきるのは気持ちが良いものです。
人間は、気持ちが良いことは繰り返す傾向があるので、勉強と達成感による快の感情を結びつけることができれば、勉強を続けやすくなります 。
勉強を続けやすくするために、動機を多角化する
勉強をなかなか続けることができない人は、勉強する目的が1つしかないというケースが多いです。
例えば、あなたが子供に勉強させようと思ったときに、 勉強する目的がただ漠然と将来のためということでは、動機が弱すぎます。
もっと具体的に、複数の動機を持たせるべきです。
例えば、「あなたが将来この職業につきたいなら、この学校に入らなければいけないから勉強しよう」とか、「勉強して頭が良くなれば、たくさんの人に喜んでもらえるようなアイディアを考えられるようになる」とか、「あなたが勉強することで、喜んでくれる人がいる」など、 具体的にできるだけたくさんの動機を持たせるようにしてみてください。
目的を具体的にすることで、人間はその目的に沿った行動をとりやすくなるというメリットもあります 。
この動機を具体的にして多角化するというやり方は、子育てだけではなく、例えばあなたが資格試験のために勉強する時などにも使えます。
ぜひ、試してみてください 。
まとめ
勉強やトレーニングが続かないのは、意志が弱いからではなく、単にコツを知らないだけかもしれません。
人間は、成果が目に見えるまでの期間が遠すぎると、努力を続けることが難しくなります 。
だからこそ、勉強やトレーニングをすること自体にメリット見出して、そのメリットを得ることを目的にすることで、続けやすくすることができます。
また、人間は目的が1つしかない場合よりも、勉強やトレーニングをする理由がたくさんあった方が、努力を続けやすくなります。
そして、目的は具体的であればあるほど、行動に結びつきやすくなります。
勉強やトレーニングをするときは、ぜひコツ押さえてがんばってみてください。
『集中力を高めて勉強する方法』については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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