成功する人や夢を実現する人というのは、目標を達成するまで決して諦めません。
これを違う言葉に直すと、彼らは『やり抜く力』を持っているということができます。
この記事では、成功者が身につけているやり抜く力とはどういうものなのか。
また、やり抜く力を使って、どのように自分の夢を実現していくかについて説明します。
やり抜くことで結果は劇的に変わる!!
成功したいとか、結果を出したいと思ったとき、ほとんどの人ができるだけ苦労することなく最短距離で結果を出したいと考えます。
でも、世の中の成功者と言われる人は、よく本を読み、勤勉で努力家が多いことからも分かるとおり、成功するためには努力を積み重ねるという地道な作業が必要不可欠です。
ところで、仕事でも趣味でもいいんですが、作業するときにいつの間にかやらなくてはいけない作業が膨大になってしまうことってありませんか?
僕もブログを書いたり、勉強していてノートをとったりしてるときに、いつのまにか作業量が膨大になってしまうということがたまにあります。
こういう時というのは、やってもいいし、やらなくてもどっちでもいい作業の場合には、ほとんどの人はなんだかんだ理由をつけて、やらない方を選ぶものです。
終わりが見えない膨大な作業をこなすのは、誰だって辛いからです。
ここで、物の見方を少し変えてみてください。
つまり、膨大な作業は大抵の人が投げ出すということは、逆に言うと、ほとんどの人が投げ出してしまうような仕事をあなたがやり切ることができれば、それだけで あなたの仕事は否が応にも目立つということです。
また、もしその時せっかく多大な時間と労力を注ぎ込んだあなたの仕事が評価されなかったとしても、ほとんどの人が投げ出すような仕事をやり切ったノウハウは、あなただけのモノとして、あなたの中に残ります。
そうなれば、ほとんどの人が持っていない能力を、あなたは 持つようになるわけですから、あなた自身の競争力も上がります。
つまり、大多数の人が投げ出してしまうような仕事をやり切ることは、たとえその時に評価されなかったとしても、あなたにとって大いにプラスになるんです。
人間は、意識していなければ、なかなか大局的に物を見ることはできません。
どうしても目先の損得や、楽な方に流れてしまうものです。
しかし、あなたのやるべき事を楽さや辛さなどの 表面的な要素で選ぶのは良くありません。
感情に流されずに、一歩踏み込んで深く思考して、本当にあなたにとってプラスになる選択肢はどれなのかを選ぶようにしてみてください。
そうすれば、周囲から一歩抜きん出ることができるようになると思います 。
挫折せずにやり抜く方法
物事を途中で挫折してやめてしまう人と、最後までやり抜く人では、どのような違いがあるのでしょうか?
僕のこれまでの経験上、何かを達成できる人と途中で諦めてしまう人とでは、ある違いがあるように思います。
途中でやめてしまう人というのは、何か新しい分野に挑戦する時も、あれもこれもといろいろなことに手を出して、結局どれも中途半端で終わってしまって、やめてしまうパターンが多いように思います 。
逆に、目標を達成できる人というのは、ひとつのことだけに集中してコツコツ努力して、その課題をクリアできたら次に進むというような、集中型のプロセスを踏んでいるケースが多いです 。
この2通りのパターンで大きく違うのは、『集中力』です 。
あれもこれもと手を出して、集中力を分散させるのではなく、一定期間をひとつのことだけに集中して取り組むことができるかどうかが、成功するか失敗するかの違いを生みます。
天才は、その分野について考え事をしている時に話かけられても、全然気づかない ほど思考に集中しているという話を聞いたことがありませんか?
天才と凡人の違いの1つが、まさにこの『集中力』なんです。
現代は、情報過多の時代と言われいます。
テレビなどから受動的に情報を得ることに慣れてしまうと、本来は興味がなかったはずの情報にどんどん注意を持って行かれて、あなたの貴重な資源である集中力が、どんどん奪われてしまいます 。
逆に、目の前のことだけに集中する習慣を身につけることができれば、仕事のクオリティも上がりますし、やり抜く力も身につきます。
目の前のことだけに集中する具体的な方法は、例えばテレビを見ながら食事をするというようなことをやめるなど、2つ以上のことを同時に進行するのやめるという方法で身につけることができます。
目の前のことだけに集中するということを、ぜひ普段の生活の中で意識するようにしてみてください 。
夢を実現する方法
よく自己啓発のセミナーなどでは、「成功した自分を生き生きとイメージしてください」というようなことを言われます。
これは、科学的に見て正しいことなのでしょうか?
確かに、目標を持つことはとても大事なことです。
なぜなら、目標を持って生活している人は、目標を持っていない人よりも年収が高い傾向があり、また目標に向かって具体的な努力をする確率も高いからです 。
ついでに言うなら、目標を紙に書いて、その紙を毎日見るようにすると、さらに効果的です 。
『カラーバス効果』というのを聞いたことはありますか?
例えば、あなたが車を買おうと思った時のことを思い出してみてください。
もし、あなたが車には特別な興味が普段はない人だとしても、車を買おうと思っているときは、道路を走っている車がどういう車種なのかやたらと気になったり、テレビや雑誌を見ていても、車に関する情報がやたらと目に入ってきたのではありませんか?
人間は、自分が意識していることほど、それに関連する情報を無意識に集めてしまいます。
先程の車の例でいうと、車を買うことを意識しているから、無意識に普段の生活の中でも、車の情報を集めてしまって、その結果テレビや雑誌を見てる時でも、車の情報だけが目に飛び込んできやすくなっていたんです。
心理学では、このような現象を『カラーバス効果』といいます。
目標を紙に書いて毎日見るようにすると良いというのは、目標を脳に意識させることによって、カラーバス効果により、その目標を達成するための情報やアイディアを無意識に集めるようになるからです。
それによって、目標が達成されやすくなります 。
目標は、必ず紙に書いて毎日見るようにしてくださいね。
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