勉強するということは、単純に何時間も机に向かって座っていれば良いということではありません。
勉強に集中しているかどうかということがとても大切です。
それによって、成果に何倍もの違いがでます。
この記事では、勉強に集中して取り組めるようにするための【3つのコツ】について詳しく解説します。
まず、勉強に集中できる環境を作る
まず、一番最初に取り組まなければいけないことは、環境を整えることです。
何かに集中したいと思ったら、極論をいうと、自分がそれしかできない環境に自分の身を置くことが一番良い方法です。
よく、作家が原稿を書くためにホテルに缶詰になって執筆したりするじゃないですか?
あれがまさにそうで、原稿を書く以外のことができないホテルの一室に自分の身を置くことで、原稿を書くことだけに集中力が向くように、環境を自分で作っているんです。
ホテルの部屋は自分の部屋ではないので、マンガ本やゲーム機などの気が散る原因になるような物は置かれていませんよね?
それが大事なんです。
勉強に集中するためには、勉強するためだけの部屋を作って、気が散るような余計なアイテムはその部屋には置かないということが大事なんです。
スマホなんかも 、当然勉強する部屋には置かないほうがいいですね。
その理由は、スマホが視界に入るだけで、「メール返さなきゃ」とか、「ゲームがしたいな~」など、余計なことを考えてしまうため、集中力が乱されてしまうからです。
もう1つ、集中力を高めるためには、休憩中の行動も重要です。
それまで勉強していた机や部屋で、休憩中だからといってスマホをいじったり、漫画本を読んだりするのは、やめたほうが良いですね。
それをやってしまうと、その部屋や机にスマホや漫画本のイメージがついてしまって、それが勉強するときに無意識に思い出されてしまったりして、気が散る原因になってしまうんです。
ですので、スマホや漫画本は、そもそも勉強する部屋には持ち込まないことが重要です。
そうすることで、勉強だけに集中できるスペースを自宅に作ることができます。
まずは勉強に集中できる環境を作るということを意識してみてください 。
誘惑に負けない方法
人間は、誘惑に弱い生き物です。
勉強しなきゃと思っていても、ついサボってしまったりとかありますよね?
誘惑に弱い僕たちが、誘惑に対処する方法というのもいろいろあります。
例えば、「誘惑に負けそうになったときは、自分の成功している姿をイメージして乗り切りましょう」と言う人がいますが、 あれは実は間違いです。
過去の誘惑に負けず努力した自分を思い出すというのも、あまり良い方法ではありません。
というのも、人間は誘惑に負けなかったことを思い出すだけだと、約70パーセントの確率で誘惑に負けることがわかっているんです。
あの時、誘惑に負けずに頑張ったんだから、今回くらいは良いかなと考えてしまうんです。
その対処法として、今度からは「あの時、なぜ誘惑に負けなかったのか?」と、誘惑に負けなかった理由を考えるようにしてみてください。
そうすると、約69パーセントの人達が誘惑に打ち勝って、やるべきことをやって、やってはいけないことをやらないという行動を取れたそうです。
これは大事な考え方で、例えば今日これから、あなたが勉強しなければいけないとしたら、「 やるぞ!やるぞ!」と気合いを入れるよりも、「自分は今日、勉強をこれからやれるかな?」と自問した方が、勉強をする確率は高くなります。
「やるぞ!やるぞ!」と気合を入れるということは、本来はあまりやりたくない勉強するということを、自分の意志力だけに頼って行うことになります。
人間の意志力というのは、基本的にそんなに強くないので、何の工夫もなしに意志力だけに頼って勉強しようとしても長続きしません。
しかし、「自分は今日、勉強をこれからするかな?」というふうに自問すると、「家に帰ってからだと、疲れて勉強しない可能性があるから、図書館に寄って行こう」とか、「 夕食を食べてからだと眠くなるから、夕食前に勉強しよう」など、誘惑への対処法を考えるようになります。
その考えついた誘惑への対処法を実行することで、意志力だけに頼らずに誘惑に打ち勝つことができるようになります。
子供に言う時も、「あの時、うまくいったよね?」よりも「あの時は、なんで上手くいったのかな?」と、理由を尋ねようにすると良いです。
そうすれば、子供のやる気もグッと上がるはずです。
脳の処理能力を上げる方法
脳の処理能力は、もちろん人によって違います。
でも、普段の生活に気を付ければ、脳の処理能力は上げることができます。
まず、やはり食生活が大事です。
健康的な食事をすることで、IQが上がります。
揚げ物やファストフード、ジャンクフードを食べる機会が多いという方は、食生活を見直してみてください。
それだけでも、かなり効果があります。
僕も、揚げ物やジャンクフードは極力食べないようにしています。
また、女性は50歳くらいでエストロゲン(女性ホルモン)の濃度が減ってくると、記憶力が落ちて新しいことを覚えるのが難しくなると言われています。
エストロゲンは、サプリメントとして売っているので、試してみるのもアリだと思います。
また、脳は遺伝子だけでは決まりません。
鍛えれば良くなります。
そして、同じ鍛えるのでも、五感の刺激が複雑になるほど、脳の処理能力は上がります。
つまり、常に新しい情報を仕入れたり体験することで、頭が良くなるんです 。
僕も、『自分が経験したことがないことは、とりあえずやってみる』という精神を大切にしています。
それで道が開けることもありますからね!
いつまでも脳を若く保つために、普段の食生活と、何歳になってもチャレンジ精神を忘れず、常に新しい情報を仕入れることが大切です。
『勉強の続け方』については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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