仕事における生産性の調査
アメリカで、インターネットに接続するときにその人が使っているブラウザと、その人の仕事の生産性について、関連性を調べた調査があります。
この調査によれば、ブラウザをIE (インターネットエクスプローラー)のままにしていた社員よりも、Chrome やFirefox に変更していた社員の方が、仕事の生産性が高いことがわかりました。
これはどういうことなのでしょうか?
ブラウザの変更をしていた社員は、「こっちの方が効率が良いのではないか?」
という考えを常に持って行動していると考えられます。
つまり、仕事に対しても消極的ではなく、積極的に改善をしていこうという姿勢で当たっていると考えられます。
この積極的な姿勢が、仕事の生産性の高さに影響を与えたのではないでしょうか?
積極性を高めるためには?
人間は、自分が本当に興味を持てることに関しては積極性を発揮できます。
あなただって、本当に好きなことをするためなら、多少時間をかけたり、長距離の移動を伴うとしても、積極的に行動できますよね?
次は、積極性を発揮するために必要な『興味』について考えてみます。
本当に楽しい仕事とは?
「自分が好きなことを仕事にできたらな~」と考えた事はありませんか?
確かに、自分の好きなことで食べていけたら幸せだと、僕も思います。
でも、僕はそれ以上に重要なことがあると思います。
それは、『裁量権』です。
だって、そうじゃないですか?
いくらあなたが本当に楽しいと思うことを仕事にできたとしても、誰かに指示されたり、命令されたりして、自分が好きなようには一切できないとしたら、楽しくないし、仕事に興味を持てるはずがありませんよね?
一番楽しいのは、何をしようか考え、想像を巡らし、それを行動に移すことです。
他人から強制的に与えられた仕事をこなすだけでは楽しくないし、それでは生産性も上がりません。
このように仕事に興味を持つためには裁量権が重要なのであれば、もしかしたら、裁量権さえ与えられれば、例え嫌いな仕事でも少しは興味が持てるのかもしれません。
コア・パーソナル・プロジェクトが積極性につながる
人間は、自分が興味を持っている分野(コア・パーソナル・プロジェクト)には、普段内気な人でも積極性を発揮できるといわれています。
※コア・パーソナル・プロジェクトについて知りたい方は、こちらの記事を参照してください。
でも、あなたの今している仕事が、必ずしもあなたのコア・パーソナル・プロジェクトとは限りません。
むしろ、違うことの方が多いと思います。
それにもかかわらず、自分の意見が全く通らずに、ただただ命令されてやらされる仕事は、苦痛なだけで興味は持てないと思います。
逆に、自分の意見が少しでも反映され、ある程度自分の裁量権でコントロールできる仕事なら、少しは興味が持てるはずです。
あなたの仕事の中にも、小さいことでも良いので、自分なりにアレンジしてもいい部分が、探せば必ずあるはずです。
それを見つけて自分なりに改善すれば、あなたの今の仕事に対しても、少しは興味を持てるようになるのではないでしょうか?
興味を持てるようになれば、積極性が発揮されて仕事の生産性が上がります。
まとめ
仕事の生産性を上げるために必要なのは、自分の仕事に対して積極性を持つことです。
仕事に対して積極性を持つためには、その仕事に興味を持つことが大事です。
あなたの仕事の中で、ほんの小さな事で良いので、あなたの意思を反映させることができる部分を見つけてみてください。
その小さな部分を自分の意思で改善することで、仕事に対して少しずつ興味が持てるようになってきます。
興味が持てるようにさえなれば、それが仕事への積極性につながり、生産性の向上にもつながります。
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