あなたの知らないポジティブ心理学

車を運転している女性の画像

あなたが今、猛スピードで車を運転しているとします。

突然車がスリップして壁に激突しそうになったとき、ほとんどの人はその激突しそうな壁を見てしまいます。

しかし、プロのドライバーは違うそうです。

プロのドライバーはそのような時、とっさに自分が曲がりたい方向を見るのだそうです。

人間には、焦点を当てた方向に自然に心や体が流れる習性があります。

壁に激突しそうなときに、壁を見るからぶつかってしまうんです。

壁に激突しそうなときでも、プロドライバーのように自分が進みたい方向を見れば、激突を回避できます。

そして、これは日常生活にも応用できます。

もし、あなたが日常生活で自分の欠点にばかり注意を向けているとしたら、それが他人から見れば取るに足らない欠点だとしても、あなたの中ではその欠点の存在がどんどん大きくなってしまいます。

そして、何か行動しようと思ったとしても、「でも、自分はどうせ○○だから・・・」と、欠点の存在が頭をよぎり、あなたから行動力を奪ってしまいます。

それではいけないんです。

まずは焦点を変えて、あなたの強みに目を向けないといけないんです。

こんなことを言うと、「自分には強みがありません」という人もいますが、強みは絶対に誰にでもあります。

強みを探す努力を怠っているだけです。

最初は取るに足らない強みで全然OK です。

例えば僕の場合なら、『初対面の人が相手でも、あまり警戒されない』とか、この程度でいいんです。

その他にも、例えば何か毎日続けていることがあるなら、その継続力は大したものです。

こうやって自分の強みに目を向ける習慣を持てば、自信も少しずつついてきますし、「自分の強みを生かして何かできることはないか?」というようなポジティブな発想も出てきます。

習慣というのは、自分で身につけるものです。

ぜひ、日頃からあなたの強みに目を向ける習慣を身につけるようにしてみてください。

 

4 Comments

osumi

いつも学ぶことが多いので、
参考にさせていただいています。
最近、負の気持ちが多いので、自分の長所に目を向けて
頑張りたいと思いました。
PCはそれほど得意じゃないから登録するのに苦労しています。
よろしくです。

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