卑下する人の心理と解決するシンプルな鉄則!

はじめに

「私は何をやってもうまくいかないんです」とか、「私は本当にダメなんです」など、自分を卑下する人がいます。

自分を卑下するということは、自分はダメだと自己暗示をかけるようなものです。

こんなことをしていては、自信も失ってしまうので良くありません。

今日は、卑下する人の心理と、どうすればそこから抜け出せるかについて、考えてみたいと思います。

 

自分を卑下するのと謙遜するのは違う

日本は謙遜するのを美徳とする習慣があります。

しかし、謙遜するのと自分を卑下するのとでは、これらは似ているようですが、全く違います。

謙遜は、相手に褒められた後に「自分はまだまだです」のような感じで答えます。

しかし、自分を卑下する人は、何も聞かれていないのに、「自分は何をやってもダメなんです」などと、急に話し始めます。

謙遜するというのは、それほど悪い行動ではありませんが、自分を卑下するのはあなたにとってデメリットしかありません。

自分を卑下すると何が起きるか?

自分は大したことがない人間だと卑下していると、「どうせ、大したことがない人間なんだから努力しても仕方ない」という考えが必ず生まれます。

この考えは無意識に努力を避け、自分に甘くなる原因になります。

そして、自分を卑下する人というのは見方を変えれば、「努力したくない」、「今の自分から変わりたくない」から、自分を卑下しているということもできます。

どちらにせよ、自分を卑下するという行為は、努力しない自分を正当化することにつながりかねないので、非常によくありません。

 

成功する人は失敗を改善している

自分を卑下する人というのは、「自分は何をやってもうまくいかない」と思い込んでいる人だと思います。

では、他の人は何をやってもうまくいっているのでしょうか?

ビジネスの世界には、「トライ&エラーを繰り返す」という言葉があります。

ビジネスで成功するためには、新しい事に挑戦する必要があります。

新しい事に挑戦するんだから、当然失敗の方が多いです。

トライ&エラーのサイクルを素早く何回転もさせることで、失敗から改善点を導き出して、成功に至るまでの時間を早めてしまおうというのが、「トライ&エラーを繰り返す」という言葉の意味です。

つまり、誰だって最初から成功するわけではなくて、それどころか失敗を何度もするのが当たり前で、その失敗を改善して成功につなげているということです。

まとめ

もし、あなたに自分を卑下する癖があるのなら、失敗するのはむしろ当たり前くらいに気楽に考えてみてください。

成功する人は、失敗しないのではありません。

むしろ、たくさん失敗をして、それを改善することで成功しているんです。

「失敗するかもしれない」ではなく、とりあえずやってみて、失敗したらそれをどう改善するかということに注目するようにすれば、一歩一歩成長していくことができると思いますよ。

 

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