社員のモチベーションを向上させる2つの方法

たった2つのことに気をつけるだけで、社員のモチベーションを劇的に向上させることができます。

この記事では、社員のモチベーションが低い理由とその対処法について解説します。

【理由①】仕事と、社員の人生の目標との関連性が低い

まず、第1に考えられるのが、社員の人生の目標と、現在の仕事との関連性が低いことです。
自分は、将来的には◯◯をやりたいと思っているのに、現在やっている仕事がそれとは全く関係がない仕事ということであれば、やる気が出るはずがありません。

 

対処法

今のあなたのように、上司や経営者の立場であれば、まずは部下と1対1でコミュニケーションをとる場を作りましょう。
そして、部下から人生の目標を聞いてみるようにします。
この場合、人生の目標は現在の仕事と関係がなくても構いません。
例えば、『海外に移住したい』とか、『世の中の役に立つ人間になりたい』などでも良いのです。
大切なのは、部下の本心からの目標を聞くことです。
部下との間に、そのような関係性がまだ築けていない場合は、あなた自身が若い頃に考えていた人生の目標を部下に話してみると良いでしょう。
心理学では、このようなことを『返報性の原理』と呼ぶんですが、あなたが自分から進んで自己開示をすることによって、部下の方も自己開示がしやすくなります。
そして、部下や社員の一人一人から目標を聞いたあとは、その人生の目標を叶えるためには、今の仕事でどういう結果を出せば有利になるかを一人ずつと一緒に考えるようにします。
例えば、『海外に移住したい』というのが部下の人生の目標であるなら、
「海外で生活するということであれば、一から友人関係を現地で作ることになる。
そのためには、コミュニケーションスキルが必要不可欠だ。
今やっている営業の仕事は、その実践訓練に最適だ。
だから、海外移住のための準備だと思って、今の仕事で数字で結果を出すためには、どうすれば良いかを一緒に考えよう」
という感じで、現在の仕事と部下の人生の目標とを関連付けるようにします。
現在の仕事と自分が目指すべき人生の目標との方向性が同じということであれば、やる気も出てくるというものです。
「そんなにうまいこと関連付けられないよ」と思うかもしれませんが、時間をかけてじっくり考えるようにすれば、これは必ずできます。
最初はこじつけでも良いので、仕事と人生の目標を関連付ける訓練をやってみてください。
やってるうちに、どんどんうまくなっていきます。

【理由②】仕事上で、社員自身がコントロールできることの割合が少ない

これは、自分自身でコントロールできることと、人生の満足度との相関を調べた海外の実験でわかったことです。
この実験の結果だけ簡単に説明すると、自分自身でコントロールできることが多ければ多いほど、人生の満足度が高くなることがわかりました。
これを逆に言うなら、自分で自分の人生をコントロールできているという実感が持てなければ、人生に対する満足度も低くなってしまうということです。
もうおわかりかと思いますが、これは仕事でも同じです。
自分の意思とは関係なく、上司の命令でただやらされているだけであれば、自分で仕事をコントロールしているという実感がなくなり、仕事への満足度も低くなります。
仕事への満足度は、当然会社への満足度や忠誠心に影響するということも覚えておいて損はないでしょう。

対処法

これについての対処法として有効なのは、『部下の意見を仕事に反映させること』です。
その場合、『部下に質問する』ということが重要になります。
ですが、この質問のやり方を間違えてしまうと、全く効果が上がりません。
例えば、「どうすれば良いと思う?」といった漠然とした質問をしても、良い答えはほとんど返ってきません。
そこで、『この仕事をもっと良くするには、どうすればいいと思う?』と質問してみてください。
この質問の仕方には、良い点が2つあります。
まずは、質問に対する答えの幅がかなり限定されるので、具体的な答えが返ってきやすい。
もう一つは、「ここをもっとこうすればいいのになあ」といった考えは、大抵の人が仕事に対して持っているものなので、質問に答えやすいことです。
出てきたアイディアで良さそうなものは、どんどん実験してみましょう。
「こんなのダメだろう」と思っていたアイディアが、意外にも良い成果を挙げるということは、よくあることです。
実験してみるという気持ちを大切に。

 

部下のアイディアが一つでも通ったなら、それは部下が仕事を自分でコントロールしているということにつながります。
そうなることで、仕事への満足度が上がります。

 

仕事への満足度が高くなれば、当然仕事へのモチベーションも高くなります。

 

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